House T

Tokyo, JAPAN

2015–

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都心近くの密集住宅地に計画中の住居兼アトリエである。

盛土造成による敷地は大谷石の積石で支持されており、この擁壁を見直すところから設計はスタートした。

構造的には補強が要る一方、大谷石の表情は周辺の環境とみごとに溶け込んでいたため、既存の擁壁ラインからセットパックした位置に新たに土圧を受ける壁を設け、道路境界線にはRCの壁に既存の大谷石を貼ることによって待街のファサード保存を試みた。

新旧の擁壁に挟まれた場所は服飾デザインのためのアトリエに。

新しい擁壁側は現場の掘削土を用いた版築仕上げとし、そのまま外部のガレージへと連続している。

住居部分は平屋建て外断熱壁式RC造。

庭に面して建つ住居部分とアトリエは躯休を共有し、パッファゾーンを介しゆるやかに繋げることで「ウチとソト」、「プライベートとパブリック」の境界があいまいに消えゆく場所を目指している。

BF Plan

GF Plan

00: Frontal Road

04: Bed Room

08: Storage

12: En-Gawa

01: Garage

05: Bathroom

09: Entrance Hall

13: Garden

02: Dry Area

06: Dining

10: Living

 

03: Atelier

07: Closet

11: Corridor

©Kenta SANO & Associates, Architects